夕方、道場の中に子どもたちの掛け声が響く。
沖縄市で長年稽古を続けている空手道場「真礼館」。この日も小学生から社会人まで十数人が、基本の突きや受け、型の稽古に汗を流していた。
沖縄を発祥の地とする空手。
真礼館の師範は「強くなることだけが空手ではありません」と話す。
「相手に勝つことより、自分をどう律するかのほうが難しい。毎週ここに来て、同じ基本を何度も繰り返す。それも立派な鍛錬です」
稽古が始まると、道場の空気が変わる。
子どもたちも表情を引き締め、一つひとつの動きを確認する。上級者が年少者に姿勢を教える姿も印象的だ。
現在、真礼館では少年部と一般部を合わせて約40人が稽古しているという。
かつてこの道場に通い、成人後に自分の子どもを連れて戻ってくる人もいる。
「ここを離れても、また戻ってきてくれる人がいる。それが一番うれしいですね」
そう話す師範の後ろで、再び子どもたちの掛け声が響いた。
技だけでなく、人から人へ。
沖縄の空手は、今日も静かに受け継がれている。
tama
子どものころここに通っていました。道場の雰囲気変わってなくて懐かしい。
空手親父
基本を大事にする先生ですよね。
haru_73
先生まだ現役なんですね!お元気そうで何より。
匿名
ここに県警の女性刑事さんでめちゃくちゃ強い人がいるって聞いたことがあります。